うすた京介



セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん (全7巻) ☆☆☆☆☆


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週間少年ジャンプ、ひいては少年向けギャグ漫画界に旋風を巻き起こし、若干7巻で幕を閉じた衝撃の作品。
うすた京介にとっては初連載作品でありながらアニメ化もされたヒット作である。
しかしこの作品自体の人気以上に、以降のギャグ漫画に与えた影響は大きかった。
連載当時の小学生や中学生くらいの読者はこぞって影響を受けてギャグ漫画を描き始め、
当然その内容は冷静に見ればマサルのただのパクリであることは明白だったりしたものであった。
そして実際そんな世代がギャグ漫画家としてデビューしたりして、うすたの影響の片鱗が見え隠れする漫画もちらほら。
上記と似たような現象が「リーダー伝たけし」の時にも発生したが、こちらは実に空しい結末を迎えている。
マサルの連載終了については諸説あるがうすた自身が疲労で壊れかけた為という説が有力。
ちなみに私自身が漫画を描き始めたのもこの作品の影響で、いわば私がこんな半端な生活を
送っているのもうすたのせいだ。夜中にこんな文章書いているのも全部うすたのせいだ。
ほんと、うすた、あいしてる。


武士沢レシーブ (全2巻) ☆☆☆★★


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マサルから学園ものという設定を受け継いで始まった新たなギャグ漫画。
基本的には芸風というか根本的な世界観は変わっていない。
短編集に収録されている忍者部隊ゲンバリング・ボイという読み切りとなんか共通点を感じる。
ヒロインの感じだろうか。
モエモエ作のひげ部シャツに続いておかゆクラブTシャツが誕生した。
ちなみに私は二枚とも自作した。油性マジックで。
中学とかに着てきてた。馬鹿丸出しだった。
こちらは人気が振るわずわずか20話で打ち切りに。
トリ男の性質なりゼリーの設定なりの半端なシリアス性がギャグ殺してしまったからと思われる。
膨大な複線を最終話のみで前代未聞のダイジェスト→年表という強引な手法で回収し、伝説になった。