板垣恵介
天 (全18巻) ☆☆☆☆☆

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鬼才・福本伸行の出世作。
近代麻雀誌上でありながら終盤麻雀をやらないという異例の作品。
しかしその麻雀をやらない最後の3巻がこの作品を稀代の名作に押し上げた。
と、作品に自身が影響されやすい私は思っている。号泣した。
作中は東西戦と呼ばれる麻雀対決が大部分を占めており、後の3巻もそのメンバーで行われる。
なお作中に登場する天才・赤木しげるの青年時代が現在連載中の「アカギ」で描かれている。
本作でも実際の主人公は題字にもある天貴史であるにもかかわらず、赤木はそれ以上のインパクトを読者に与えている。
特に「天」は読んでいないが「アカギ」だけは読んだことがあるという人は絶対に読んだ方がいい。
根底に描かれている作者福本自身の思想が赤木の口によって話される場面はある意味衝撃的。
ラストはもっと衝撃的だがそれをここに記すのはもうアレなんでやめます。
ちょっと集めるのが大変なので漫画喫茶などでもいいので読みましょう。
銀と金 (全11巻 未完?) ☆☆☆☆★

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数ある福本作品の中でも政治界・財政界の裏社会舞台とした奥の深い作品。
人間の狂気・残酷性・悪どさなどをテーマに置いており、これらのものは必ずしも悪役にのみ備わっているものではなく
全ての人間の根底にあるものだ、という性悪説を銀が説く反面、自分の善意を殺しきれない森田の心の葛藤が見所。
個人的にはVS画商の話が好き。競馬編などがVシネで映像化されている。
賭博黙示録カイジ (全13巻) 賭博破戒録カイジ (全13巻) 賭博堕天録カイジ (〜7巻 以下続刊) ☆☆☆☆★
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第22回講談社漫画賞(一般部門)を受賞した「黙示録カイジ」を始めとする「カイジシリーズ」。
近代麻雀などの大人向け雑誌からヤングマガジンという青年向け雑誌に連載の場を移したことで一気に知名度を上げた。
福本について知らない人に説明するとき「カイジの人」という表現が多く使われる。
突出した心理描写と緻密に計算されたトリックを武器に多くのファンを獲得した。
また「天」や「アカギ」と違って麻雀を知らない層にも理解できるわかりやすいギャンブルを取り上げたのも大きい。