更新頻度が酷いと噂のこのサイト。
頑張って月イチで特集記事上げたい。
でもどうせ続かないんだろうな、とか言うな。
俺が一番そう思っている。

という訳で初の特集記事は最近話題の「ライトノベル」!
とは言ったものの最近は全く読んでません。
少しだけ嵌っていたのが15〜17歳くらいの頃。
ということなので<少し古めのお勧めライトノベル>って感じですね。
本職の漫画レビューも増やさなきゃいけないんだけど…。


キノの旅 作・時雨沢恵一 イラスト・黒星紅白
お勧め度 ☆☆☆★★

公式
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一時期「ライトノベルと言えばこれ!」ってくらい売れに売れて一世を(一部を)風靡した作品。
むしろ「ライトノベル」という言葉はこの頃から生まれたような気がする。
その前は「ジュブナイル小説」とか「ティーンズ文庫」とか言ってなかった?
哲学的なキャッチフレーズ『世界は美しくなんかない。しかしそれゆえに美しい。』が印象に残る。
すぐにアニメ化など多方面にメディア展開を進め絶大な支持と知名度を得ている。
あらすじは主人公キノとモトラド(スクーターみたいなバイク。詳しくはリンク参照)のエルメス
がいろいろな国を旅をして回る話。全体的な雰囲気が不思議な御伽噺みたいな感じで、なんだろ、
世界観は漫画の蟲師にちょっと似てるかな?旅をしていろいろな人々や風習に触れていく所が。
短編のオムニバス形式で、文庫サイズだから移動中などちょっと時間があるときにお手軽に読める。
好きな話などを列挙したいところだけど、読んだのが随分昔なので覚えてないので残念。
いずれ近いうちに読み返したいと思ってます。

ラグナロク―黒き獣 作・安井健太郎 イラスト・TASA
お勧め度 ☆☆★★★

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これぞライトノベル!って感じの「ジャンプ系」能力冒険バトル小説。
当時RO全盛で紛らわしかった…。上記のキノと打って変わってこちらはもろに少年漫画のノリなの
で女性には特にお勧めはしないかな。「もうこういうのはいい」って感じの男性にも。でもこういう
小説によって漫画しか読んでなかった少年達が活字にも親しみを持てるようになるのはいいことだ。
ちなみにうちの高校の図書室には全巻完備されてました。リクエストが通る図書室ってすばらしい。
入荷リクエストの用紙なんて一部のラノベフリークしかほとんど利用してなかったけど。
友人のきのじは用紙の裏まで使ってびっしり書き込んでました。予算考えようぜ。
全然関係ないけどうちの高校の図書室って文科系読書フリーク達の社交場みたいな大学ノートがカウン
ターに置いてあって、アナログな掲示板というか筆談というかイラストとか一杯でカオスでした。流石
にあれには手が出なかったなぁ。ちょっと楽しそうだったんだけど。みんなハンドルネームで会話してん
だよね。お前誰だよみたいな。神絵師いたし。マチコには爆笑したけど。内輪ネタでスマン。
脱線したけど「ラグナロク」、漫画版も出てます。いい意味でチープなバトル小説を読みたい方は是非。


夏と花火と私の死体 作・乙一 
お勧め度 ☆☆☆☆☆

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17歳という当時そんくらいの年代だった僕らには酷く衝撃的な年齢で鮮烈な文壇デビューをキメた天才乙一。
しかもこれが面白い…。いろんな意味で泣きそうになりました。何故かジャンプでデビュー。でも作風は
全くジャンプっぽさゼロ。この作品はサスペンス調で死んだ主人公からの一人称で物語が進んでいくという
かなりトリッキーな技法を使ってて話題になったんだけど、勿論プロットも凄いんだけどそもそもそういう
問題じゃなくすでに独自の作風を確立しつつあった。以降も「GOTH」「ZOO」などヒットを連発。
個人的には「天帝妖狐」か「暗いところで待ち合わせ」あたりも凄くお勧めしたいんだけど、ていうか全部
読みなさいよ君達。でも彼は思ったとおりとっくに「ライトノベル」の枠を超えて活躍中。わざわざこんな
ところで私のような者が紹介しなくても老若男女十分絶大な支持者がいるのでこの辺で。


クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言使い 作・西尾維新 イラスト・竹
お勧め度 ☆☆☆☆★

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「変格ミステリ小説」から「キャラ萌え能力バトル小説」に変遷していった西尾維新のデビュー作であり、
「戯言シリーズ」の一作目。この作品とシリーズ二作目の「クビシメロマンチスト」までは一応本線のトリ
ックがあり、三作目「クビツリハイスクール」と四作目「サイコロジカル」にもかろうじて密室トリックが
存在するが、破壊的なキャラの応酬で以降ミステリ要素は跡形も無く消え去った。しかし人気は落ちるどこ
ろか右肩上がりの鰻登り。独特な文体と圧倒的なキャラクターで一躍講談社ノベルズの新星に登りつめた。
乙一とはまた違った方向性で男女共に人気が高く、竹さんのポップなイラストが化学反応のようにマッチし
た今までの新書にない派手な表紙がどこの書店でも平積みになって並んでいる。80年生まれ作家の筆頭であ
るように、圧倒的に漫画やゲームなどの「ネタ要素」をここぞとばかりに作品に盛り込む。まるで中高年齢層の
読者を排斥するかのようなその作風は賛否両論だが、ターゲットである80"sボーイズの私達には飛びつかず
にはいられない魅力を擁している。とにかくキャラクターが魅力的だけに同人誌も豊富。個人的には零崎双
識、葵井巫女子、浅野みい子さんあたりが好きじゃ。


トップラン―ここが最前線 作・清涼院流水 イラスト・田島昭宇

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最後の紹介は「流水大説」こと清涼院流水の作品。そんな言葉ないからえらいもんで変換でも出てきません。
いやーJDCシリーズもアリかなーと迷ったんですが、あれは「ライト」じゃないだろうということで。
詳しくは書店で「コズミック」「ジョーカー」「カーニバル」を買いに行くあたりから始めましょう。根気
が無いと無駄遣いになる可能性もあるので注意。でもこちらの作品は正に「ライト」な感じなので安心して
どうぞ。流水節も十分に楽しめるし、田島昭宇のイラストもマッチしてていい感じです。でも実は私も昔に
ちょっとだけ読んだ記憶しかないんだ。いやーだって当時お金ないからもっぱら古本しか買ってなくて、そ
んでこの続刊が全然売ってないんだこれが。どこ行っても。今思えば文庫なんだから大した値段じゃないと
思うんだけど、いやーチリも積もれば山。ジャンプコミックスも積もれば床抜けるとか親に心配されるわ。
とりあえずこれも見かけたら買って読み返したいと思ってます。


さて、どうだったでしょうか。ちょっとだけ古い作品ばっかりだけど古本屋巡りの参考にしてくれると嬉し
いです。次点として「イリヤの空、UFOの夏」とか「フリッカー式」、「.hack」の小説版なんてのも考え
ましたwあとは番外ですが「ファウスト」。こちらは雑誌というジャンルになるんですが、下三人が作品を
載せている号もあるので、是非ググってチェックしてみてください。もしかしたら入手困難なのかも。

ということでたまには活字もいいかな、ということでライトノベル特集でした。