冨樫義博



幽☆遊☆白書 (全19巻) ☆☆☆★★


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90年代ジャンプの黄金時代の柱の一本であり冨樫義博の出世作。都市伝説的な数々の裏
事情的話題が今でも囁かれている。後年の作品(「レベルE」や「HUNTER×HUNTER」)と
比べ、より「少年漫画的」である印象を受ける。ていうかあれだよね、年々ジャンプって
少年漫画っていうジャンルの垣根が消えつつあるよね。昔はもうちょっと対象年齢層が低
かった気がする。あるいは最近の子供の目が肥えてきてるのかもしれないけど。

最初の一話読みきりのコメディから中盤には超能力バトルに完全にシフトするんだけど、
仙水編の終盤から魔界編くらいはもう完全にサイヤ人。小文字で「うしとら」のパロ的な
発言があったけど、強くなると髪が伸びるっていうパターンがDBの影響でなんか定着し
てたね。あと全19巻の割にはずっと主役グループ4人が固定だったのは意外と珍しいか
も。幽助→ゴン、飛影→キルア、蔵馬→クラピカ、桑原→レオリオっていう感じですね。

「HUNTER×HUNTER」は幽白に比べると格段と戦闘描写が進歩しているのがよくわかる。
ただそれに比例しているのかしていないのか、連載ペースは格段に落ちているwこれはも
う冨樫だから仕方ない、とほとんどの読者が納得してしまっている。幽白はすこし戦闘が
わかり易すぎるかもしれない、今の条件バトルに慣れきった目の肥えた読者からすると。
今ならもう2転、3転が欲しいところだが当時としてはDBより読み応えがあり、ジョジョ
よりとっつきやすい心理戦が11〜15歳くらいにピッタリきたんじゃないかと思う。

余談だが冨樫氏の「結構雑だがパッと見様になる絵」は非常に参考にしたいと思っている。